ギリシャのデフォルトの可能性が、一層強まっているようです。

チプラス首相は「返済不可能」を宣言!
市民の預金封鎖、銀行休業の事態に陥っています。

ギリシャ国民は、7月5日(日)の国民投票で。。。

・超緊縮財政で極貧生活を続けながら、EUやIMFに返済を続ける
・返済は無理として、デフォルトする

の2択を迫られる事になる訳ですね。


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ギリシャ、デフォルト観測強まる 首相「返済は不可能」
2015/6/30 8:14
【アテネ=共同】ギリシャのチプラス首相は29日夜、同国の公営テレビに出演し、30日が期限の国際通貨基金(IMF)への債務約16億ユーロ(約2200億円)の返済について、期限までに欧州連合(EU)側が求める財政再建策で合意するのは困難な見通しで、事実上返済は不可能との認識を示した。同国がデフォルト(債務不履行)に陥る恐れが一層強まった。今後の情勢次第では退陣する可能性も示唆。ギリシャ情勢は緊迫してきた。
首相は7月5日に実施予定の国民投票で国民が、EU側が求める財政再建策に賛成し、緊縮策の継続を受け入れるなら「その判断を尊重する」と指摘。首相は緊縮策に反対しており、この発言は退陣の可能性を示唆していると受け止められている。
首相は「私の電話は1日中つながる」と述べ、30日に支援の期限切れが迫る中で、EU側と対話する用意があるとの考えも示した。
http://megalodon.jp/2015-0630-1051-28/www.nikkei.com/article/DGXLAS0040001_Q5A630C1000000/



さてさて、このニュースを聞いた時の、周りの反応は「おいおい!金借りておいて、苦しい生活は嫌だから、返さないって何だよ?」なーんていうのが多いようです。

確かに、南欧の人達は、一般的にあんまり働き者ではないので、この見解も分かるんです。
ただ、ギリシャ危機のそもそもの原因を考えると、ギリシャ国民の言ってる事にも一理あるのでは?


ギリシャ危機を簡単に言うと。。。
ユーロ導入の際に、時の政権がゴールドマン・サックスと組んで、粉飾決算をした。
そして、このギリシャの債務飛ばしがバレ、ギリシャ経済が崩壊した!

つまり!
ユーロを導入しようとしていたが、借金が多過ぎて無理だったギリシャに目をつけたゴールドマン・サックスが、債務飛ばしと見せ金を融資。

ギリシャ危機を仕掛けておいて、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)でボロ儲けした!というのが全容です。


もちろん、誰かがボロ儲けすれば、誰かが大損してるはずですよね?
このごっそり抜かれた分が、そのままギリシャ国民の借金として加算されているのが今の状況という感じでしょうか?


こういう事が分かっていれば。。。
「そもそも、その借金、大部分は俺達のものじゃねーし。」とか
「ねー物は、返せないし。てか、返すつもりもねーし。」なんていうギリシャの態度も、無理もないですよね?



っという事で、ギリシャのデフォルトとギリシャ危機の真相を追いかけて行ったら。。。
「またお前らかーっ?(笑)」となってしまったというお話でした。


※この記事の続報は下記から!

続・ギリシャ危機のまとめ
https://www.pt-jepun.com/economy/kiji690.html



追記:

ギリシャ危機の影に隠れて、米国自治領のプエルトリコが、一足お先にデフォルト宣言!

ギリシャ危機と並んで、今後世界経済にさまざまな余波が出て来ると思われます。


プエルトリコがデフォルト宣言…金融市場影響も
2015年06月30日 11時55分
【ワシントン=越前谷知子】米自治領プエルトリコは29日、「700億ドル(約8兆6000億円)に上る負債を返済できない」として、事実上のデフォルト(債務不履行)宣言をした。
この結果、高金利の金融商品「プエルトリコ債」が償還されなくなる恐れがあり、米国の投資信託などが多く保有していることから、国際金融市場に深刻な影響を与える懸念がある。
負債残高は、2013年に財政破綻した米デトロイト市の180億ドルを大幅に上回る。同日公表された報告書によると、08年のリーマン・ショック前後から、石油高などで苦しみ、経済立て直しが進まない中で歳入の見通しが甘く、想定以上に財政赤字が増えたという。
アレハンドロ・ガルシア・パディヤ知事は「巨額に積み上がった負債を返済するために借金を続ければ、25年には負債が2倍にふくれあがる」と述べた。今後は債権者との協議で数年間の支払い猶予を求める方針。民間主導の雇用創出などで経済再生を進め、財政改革については5年間をめどに歳出削減などを図る。8月30日までに債権者と協議しながら計画を詰める。
http://megalodon.jp/2015-0630-1544-07/www.yomiuri.co.jp/world/20150630-OYT1T50077.html