先日、ギリシヤ危機の全容を追って、簡単にまとめた記事を投稿しました。


この記事で浮き彫りになった事は、ギリシャを計画的に経済破綻させ、国民を借金漬けにして全てを奪うというビジネス・モデル!

そして、その事に気付き、金融屋達と戦うギリシャ国民の姿でした。


続・ギリシャ危機のまとめ
https://www.pt-jepun.com/economy/kiji690.html


そして、ギリシャ危機の全てが見えてくると、以前アジア全域に襲いかかった、アジア通貨危機の全容が見えてきます。。。


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1990年代中頃、アジアの好景気に伴い、アジア各国の通貨が次第に強くなって来ていました。

特にタイバーツは、投機の対象になっていて、世界中の投資家達は順調に利益を上げていたようです。

ただし、当時のほとんどのアジア諸国は、まだ経済基盤も通貨も脆弱な部分があり、ドルに対する固定相場制(ドルペッグ制)を採っていました。


そんな中で、1995年頃からアメリカが急激なドル高政策に転じます。

固定相場制のアジア各国は、急激に自国通貨が跳ね上がったため、輸出が伸び悩み、人件費の高騰から国内の工場などが海外に流出し、経済に暗雲が漂い始めます。


そして1997年、そんな状況を見た投資家達の、タイバーツの売り抜けが始まります。

さらに、一部の投資家達は、上げで十分利益を取った後に、徒党を組んで強烈な空売りを仕掛け、下げで莫大な利益を上げます。

結果、タイバーツを始め、アジア各国の通貨が大暴落し、財政破綻状態に陥ります。


そして現在は、IMFの融資を受け入れたタイ・インドネシア・韓国、逆に、断固として撥ねつけたマレーシア!という状況になっています。


っとここまでの経緯に、ギリシャ危機で学んだビジネス・モデルを当てはめて行くと!

どうやら、アメリカの『ドル高政策』がスタート!
って事で、こんな感じになるでしょうか?


ビル・ロックフェラー・クリントン大統領(Aチーム)が、ドル高爆弾を仕掛ける

上げで順調に儲ける

破綻が分かっているので、今度は一転空売りで下げでボロ儲け

破綻の引き金を引く

各国に傀儡政権を立てて、10%のキックバックを支払いIMFの融資を受け入れさせる

IMFの仮面を被ったBチームが、最後の一滴まで絞り取る



っと、こんな感じで見てくると、ドル高を起点に。。。
上げで儲け、下げで儲け、破綻させて借金漬けにして全て奪う!という、もうお馴染みのビジネスモデルですよね?



やっぱり。。。
またまたまた、お前らかー?(笑)¬(  ̄ー ̄)┌



当然ながら、IMFの融資を受けてしまったタイ・インドネシア・韓国は、現在もまだ当時の傷跡から立ち直っていません。

IMFの直接支配を受けてしまった韓国は、特にひどい状態で、国内の優良企業はもとより、収益の出そうな公共事業まで全て民営化されて、金融屋さん達に乗っ取られてしまっています。

唯一、マハティール首相率いるマレーシアだけが、IMFや金融屋と徹底的に戦い、彼等の支配から、国民を守り切る事に成功しました。


そして!
この偉大な紳士は、首相の座を離れた今でも、TPPを巡って金融屋達に徹底抗戦しています!


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米韓FTAとTPPとISD条項
https://www.pt-jepun.com/economy/kiji601.html