カナダが人民元決済を開始

カナダが中国と通貨スワップ協定を締結し、
中国工商銀行をカナダでの人民元決済銀行に指定したそうです。

これにより、カナダはドルを介さず、
人民元との直接取引が可能になります。


中国工商銀、カナダでも人民元決済銀行に
【北京】中国人民銀行(中央銀行)は9日、中国工商銀行をカナダでの人民元決済銀行に指定した。
中国・カナダ両政府は8日、カナダ市場での人民元使用拡大に関する幅広い措置で合意した。国営の中国工商銀行は総資産で中国最大手の銀行で、北米初の人民元決済銀行となる。
カナダ政府と人民銀の発表によると、両国はカナダのハーパー首相の訪中に合わせ、320億ドル(約3兆6800億円)の通貨スワップ協定を締結した。また中国がカナダの金融機関に中国資本市場への投資枠500億元(約9430億円)を付与することでも合意した。
中国工商銀行は先週、カタールでの人民元決済銀行にも選定された。
http://jp.wsj.com/articles/SB12342273157179233952604580267372756785394


いやー、記事では何の抑揚もなく、淡々と書いてありますが、
ビックリ仰天の話ですよね?

カナダと言えば、米国の第一の衛星国のようなもの。
そのカナダが、中国との貿易にドルを使わず人民元との直接決済を始めてしまうとは。。。


ドルという通貨は、もともとは金を裏付けとして発行されていました。、
ところが、財政赤字のため、米国の金の保有量が極端に減って行きます。

困った米国は、ある日「もう金の裏付け、やーめた!」と言い出す訳です。
これが、ニクソン・ショックですよね?

さらに、米国は石油の埋蔵量が少ない!と言い張る事で、
「金と同じように希少価値のある資源だから、ドルの裏付けになるじゃん!」
なーんて、言い始めてしまいます。

こうして、出来たのが現在のドル&石油体制ですよね?


ただ、このドル&石油体制が、じつは問題だらけ!

ロシアなどでも超巨大油田が見つかっている事からも分かる通り、
「石油の埋蔵量が少ない!」という事自体が、いつもの通り米国お得意の嘘っぱちw

つまり、何が言いたいかと言うと、石油ってエネルギーにはなるけど、
ある所からは、ジャブジャブ出ちゃう、本来水のようにそこそこありふれた物。

そんな物を裏付けにして、インク代+紙代数円で印刷した紙幣が、
ナント、100ドルだったら1万円ぐらいの価値に化けてしまう訳です!

ドルが「印刷するだけ詐欺」なんて言われる所以です(笑)


もちろん、米国はこの印刷するだけで巨利を得る事か出来る
ドル&石油体制を必死で守ろうとします。

そのためには、石油を握ると同時に、
世界中でドルを使ってもらうために基軸通貨を握っておく事が必須です。

これが、現在の米国の体制である、石油や天然ガスなどの地下資源を略奪し、
ドル防衛のために、様々な手段を使って他国の足を引っ張る!という形に繋がります。

当然、各国の貿易の決済通貨なんかも『絶対ドルを使え!』
っと目を光らせ、常に恫喝している訳です。


過去にこれに逆らって、石油の輸出の決済通貨をドル以外に切り替えたため、
イラクのサダム・フセインは、「大量破壊兵器所持」と因縁を吹っかけられ、米国に潰されました。

そして、リビアのカダフィー大佐は、決済通貨をドルでもユーロでもなく、
アフリカ統一通貨にしようとして、NATO(欧米)に潰されました。


こんな感じで、貿易の決済通貨をドル以外に設定する行為は、
ちょっと昔だったら、かなりヤバイ行為だった訳です。

それが、米国第一の衛星国であるカナダが、
ドル体制の崩壊に加担するような元決済をサクッと導入してしまうとは。。。

いやー、やっぱり何度考えても、ビックリ仰天ですよね?

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