『失敗の科学(マシュー・サイド:著)』の要約と感想をまとめてみた!

日々仕事をしていると、ミスや失敗ってつきものですよね?

『あちゃー、やっちゃった…』

『うわっ、やべー!』

なーんて(笑)

じつは、そんな「失敗」が「進化のカギ」「成功のカギ」だってご存知でしたか?

『失敗の科学(マシュー・サイド:著)』は、そんな「失敗」を生かす方法についてまとめた本!

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ヨシ

失敗と成功を分ける、人間の心のクセ。
めちゃくちゃ興味深いです!

1番のポイントをネタバレ気味に

ポイント

ではでは!
さっそくこの本の1番のポイントを、ネタバレ気味に抜き出すと・・・

「成功」するための、一番手っ取り早い方法は「失敗」である!

もちろん、ただ「失敗」を繰り返せば良いっていう訳じゃありません。

ポイントは、「失敗」とどう向き合って行くのか?

「失敗」を忌むべき物として隠したり、正当化したり、言い逃れしたりするのか?

それとも「チャンス」と捉えて、オープンに分析して素早く「進化」するのか?

つまり「失敗」→「分析」→「進化」の繰り返しが、「成功」の早道!って事なんですよね。

読了後のザックリとした感想!

成功への一番の近道は、失敗を超高速で繰り返すこと

読み終わった後の感想を言わせてもらうと・・・

いやー、経営者としては、けっこう身につまされますねー。

失敗は成功の母…

どんな結果も直視すべき…

ミスを非難してはいけない…

ボトムアップでしか、良い結果は出ない…

この辺りって、分かっちゃいるけどなかなか難しいですよね?

どうしても…

1発目から、上手くやろうとしちゃうし。

悪い結果なんか、見たくないし。

ミスを連発されれば、「何やってんだ?」ってなっちゃうし。

楽だからどうしても、トップダウンの方に流れてしまうもの。

そこへ『成功への一番の近道は、失敗を超高速で繰り返すこと』の一言です!

正直、全ての甘えを吹き飛ばされた気がします!(笑)

あらすじをサクッと要約

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ヨシ

ではでは!
この辺であらすじを、目次にそってサクッと要約しておきます。

失敗のマネジメント

  • 人は失敗するもの。ありえない事が起きれば、認識力が極端に低下したり、時間の感覚を失う
  • 航空業界では失敗から学ぶ努力を絶やさないが、医療業界では失敗を隠蔽し、言い逃れる文化がある
  • 航空業界が安全と言われる理由と、医療過誤が減らない理由はここにある
  • 失敗を隠し何も学ばないことを「クーローズドループ」、失敗をチャンスと捉え進化することを「オープンループ」という
  • 失敗から学ぶことは最も「費用対効果」がよい
  • 失敗に対して、オープンで正直な文化を築くことが成功のカギ

人はウソを隠すのではなく信じ込む

  • 人が失敗から学ぶのが難しい理由は、ありのままを認められないから
  • 人は失敗の事実を突きつけられると、自分の過ちを認めるより、都合の良い言い訳をしたり、事実を無視してしまう
  • 失敗を認める苦痛を味わうくらいなら、事実を歪めた方が楽=認知的不協和
  • 努力した人や失うものが多い人ほど、認知的不協和と自己正当化に陥りやすい
  • 司法機関や権威、有名な経営者ほど失敗しやすいのは、名を守るため自己正当化を繰り返し何も学んでいなかったからでは?
  • 人は自分を正当化するためには、自分に都合の良いデータだけを集めたり(確証バイアス)、記憶をすり替えたりする

「単純化の罠」から脱出せよ

  • 成功への一番の近道は、失敗を超高速で繰り返すこと
  • トップダウン方式で頭で考えた仮説を立て、ボトムアップ方式の実践で失敗を繰り返し素早く進化するのがベスト
  • 誰かの言うことを聞いておけば良いトップダウンは楽、コツコツ反復作業を繰り返すボトムアップは苦痛
  • マッキンゼー出身者は、はじめから完璧な物を作りたがり、起業経験者はベーター版で早めに失敗を繰り返そうとする
  • 質の良い陶芸作品を1個作らせたグループよりも、大量に作らせたグループの作品の方が結果的に質が高まった
  • 早いうちに小さく試行錯誤する=リーンスタートアップ
  • ブレーンストーミングよりも、ユーザーに直接聞くほうが早い
  • ユーザーデータを採る際には、RCTで反事実も考慮に入れること

難問はまず切り刻め

  • 大きな結果を出すには、小さな改善の積み重ね=マージナルゲインが大切
  • 大きな目立つ要素より、何百何千という小さな要素を極限まで最適化する

「犯人探し」バイアス

  • 失敗すると、人はその経緯よりも「責任を追求」し「非難」したくなる
  • 「非難」の衝動を抑え、「失敗=チャンス」と捉える組織文化を築くべき
  • 「非難」や「懲罰」は、「隠蔽」「自己正当化」「責任逃れ」の組織文化につながる
  • 不当な非難をせずに、スタッフに高いパフォーマンスを求める組織文化が望ましい

究極の成果をもたらす マインドセット

  • 失敗は「してもいい」ではなく「欠かせない」と考えているのが成功者の特徴
  • 固定型マインドセットの人と成長型マインドセットの人の違いは、失敗への着目度だった
  • 固定型マインドセットの企業では、失敗や非難を恐れ、隠蔽・手抜きなどが増える
  • 成長型マインドセットの企業では、リスクを冒すことが奨励され、失敗されても非難されず、ミスから素早く学ぶ
  • 成長型マインドセットの人は、自分の欠陥を晒すことを恐れないので、成長も早いし諦めも合理的に行える

失敗と人類の進化

  • 失敗は「災厄」ではなく「好機」である
  • 本当の「知識」や「ノウハウ」は「静的」なものでなく「動的」なものである
  • 成長には「トップダウン」でなく「ボトムアップ」の努力や検証が必須
  • すべてを「失敗ありき」で設計すべき
  • 究極の失敗型アプローチは「事前検死」

最後に一言だけ&まとめ

っとこんな感じで、「とりあえず試してみよう!」「問題が出たら、対処してみよう!」

原始的とか手間がかかるって言われるかもしれないけど、それが一番早道って事なんですよね?

口コミや評判を見ると、具体的な方法論が書いてないなんて意見もあるようですが。

ボク的には…
  1. ミスを非難せずに
  2. ありのままの結果を見つめ、分析し
  3. 素早く進化する
  4. 成長型マインドセットで
  5. ボトムアップ型
 
そんな企業文化を築けば良いのかな?なんて思いました!

いずれにしろ、チームを率いる立場の人も、チームのメンバーも一読の価値アリという感じの本でしたー。
失敗の科学
マシュー・サイド(著)
失敗から学習する組織、学習できない組織
 
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この記事を書いた人

ヨシ

海外起業家。バリ島のWeb通販、美容・雑貨系貿易関連会社社長。
脱サラ後、30万円と中古のノートPC1台を抱え渡バリし現在に至る。得意分野は、通販サイト構築・運営全般と海外での会社経営。趣味はバイクと筋トレ。お酒とお笑い番組と映画をこよなく愛します。
起業/経営/バリ島/筋トレ/ラーメン/グルメ/日本酒/読書/歴史/バイク/猫

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