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海外起業のメリットとデメリットって何だ?経験者だから言えること!

こんにちは、ヨシ(@yoshi001)です!

仕事がら、良くこんな事を聞かれます。

『海外で起業するメリットって、あるんですか?』

『日本より、難しいでしょ?』

いやいや、じつはそんな事ないんですよねー。

じつは!
海外起業の1番のメリットは、事業を軌道に乗せるのが簡単な事!

日本国内で起業するケースに比べたら、圧倒的に簡単だと思います。

『それじゃあ、何でみんなやらないの?』

『何かデメリットでもあるの?』

はい、その通りなんです!

じつは!
海外特有の問題も、けっこうあるんですよね。

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ヨシ

っという事で今回は!
海外起業のメリットとデメリットについて、経験者ならではの視点から切り込んでみたいと思います。

目次

海外で起業するメリットって?

事業の急成長

まずは、海外で起業するメリットについて!

ざっくり分けると、以下4つのメリットがあります。

  1. 成長市場ならでは?チャンスだらけ!
  2. 競合が少ない
  3. 初期投資や生活費が安い
  4. 成功する確率が高い

それぞれ見て行きましょう!

成長市場ならでは?チャンスだらけ!

海外起業を考える時、まず思いつく1つ目のメリットは、チャンスがゴロゴロ転がっているという事!

コレって、急成長している市場ならではですよね?

この面で考えると、起業するなら絶対に成長が著しいアジア圏がオススメです。

また、急成長していない市場だとしても、けっこうチャンスがあります。

というのも、海外の既存のビジネスは繊細さに欠ける物も多く、日本人から見ると、隙だらけのケースが多々あるからです。

競合が少ない

2つ目のメリットは、日本に比べて圧倒的に競合が少ないという事!

これは、国境という壁に守られているせいでしょうか?

競合が非常に少なく、居たとしてもそんなに強くないケースが多いです。

初期投資や生活費が安い

朝市

3つ目のメリットは、物価が安いので、初期投資と生活費が抑えられる事!

起業の際にもっとも頭を抱えるのが、初期投資と売上が出るまでの自分の生活費ですよね?

アジアや南米、アフリカなど成長中の市場なら、物価が非常に安いので、この辺をかなり抑えられます。

事務所の家賃や光熱費、会社設立費用や商品代金、自宅の家賃や食費など、全てが日本に比べたら格安!

この辺りで起業するなら、金銭面のリスクはかなり軽減できますよね?

成功する確率が高い

こんな感じで見てくると・・・

海外で起業すると、チャンスがゴロゴロ転がってて、競合が少なくて、初期投資や生活費が安く、金銭面のリスクが少ない訳ですよね?

つまり!
冒頭でも話したように、起業して事業を軌道に乗せるのは、日本よりも全然簡単って事!

だって、ビジネスの経験のない普通の人が見ても、チャンスだらけ!

しかも、ライバルが居ないので無限の荒野を行くがごとく、まさにやりたい放題!

さらに、投資のリスクも少なくて済むんですよ!

正直、普通に3年ぐらい不眠不休で働けば、たいていの人は事業を軌道に乗せられると思います。

『えっ?ウソ?そんなオイシイ話ってあるの?』

『何か裏があるんじゃないの?』

はい、じつはその通りなんですよねー。

海外で起業するデメリットって?

現地スタッフ

物事には、A面があれば、必ずB面があるもの!

って事で、次は海外で起業するデメリットについてです。

ざっくり分けると、6つのデメリットがあります!

  1. 現地の人とのコミュニケーションが難しい
  2. 法制度が日本と違う
  3. 治安が悪い
  4. 協力者が必要
  5. 事業乗っ取りのリスク
  6. 外国人という弱い立場

チャンスだらけで、金銭的なリスクが少ない市場に、どうして競合が少ないのか?

その辺に焦点をしぼりながら、見ていきましょう!

現地の人とのコミュニケーションが難しい

1つ目のデメリットは、現地の人とのコミュニケーションが難しい事。

はじめのうちは特に、言葉がうまく通じないので、思った事が伝わらなかったり、誤解を生んでしまったり。

しばらくして言葉が上手くなって来ると、今度は文化や習慣、考え方の違いで、どう考えても理解不能!なんて事が多々起こります。

例えば、『赤い商品』を作ってもらおうとサンプルを渡して「コレと全く同じに作って」とオーダーしたとします。

すると、出来てくるのは『朱色の商品』

「おいおい、これサンプルと違うでしょ?」っと言うと、「朱色の方が、格好良いじゃん!」なーんて。

こういう細かい諍いが、生活からビジネスの細かいところまで全部浸透してくるので、気力と体力の何割かを持っていかれます・笑

法制度が日本と違う

法務

2つ目のデメリットは、法制度が日本と違う事。

基本的には、どの国もたいてい欧米の法制度を導入してますので、骨格の部分はだいたい同じです!

ただし、習慣や宗教、利権構造などが国ごとに違うので、禁止事項が複雑に入り組んでる場合があります。

事業に関わる部分は、なるべく事前に専門家に聞いておく方が良いかと思います。

治安が悪い

3つ目のデメリットは、治安が悪い事。

財布を落として戻って来る国や、夜に若い女性がミニスカートで出歩ける国は、世界中で日本だけではないでしょうか?

そういう幸せな国で育った日本人は、海外では良いカモ!

残念ながら、ビジネスの世界でも一緒で、日本人と見ると騙そうする人達がたくさん居ます。

仕入れや輸送、契約や登記など、ビジネスに関わる全てから、日々の生活の買い物にいたるまで・・・

気力のかなりの部分が、詐欺やボッタクリとの戦いに消耗されてしまいます。

協力者が必要

ビジネスパートナー

現地の人とのコミュニーケーションが難しく、法制度が分かりづらく、詐欺やボッタクリが横行している環境でビジネスを続けて行くには、どうしても協力者が必要になります。

現地人の信用できる協力者を得て、破格の報酬を払い、パートナーのようになってもらうと良いでしょう。

上手く行けば、現地の人との間に入ってコミュニーケーションや法制度の調整をしてくれたり、詐欺やボッタクリも上手くすり抜けられます。

そうなれば、ビジネスはどんどん加速していくのですが、事業の利益が増えたら増えたで、またまた新たなトラブルが・・・。

事業乗っ取りのリスク

現地の協力者選びに失敗したり、払う報酬が少なかったりすると、会社乗っ取りの憂き目に遭う事があります。

現地のスタッフを焚き付けて、暴動を起こし、オーナーを追い出したり。

知らないうちに、会社や土地の名義が変わっていたり。

さまざまなケースがあるようです。

外国人という弱い立場

会社を乗っ取られてしまったとしたら、日本だったら当然裁判沙汰ですよね?

海外でも、同じく裁判になるのですが・・・

基本、警察も裁判官も役人も、現地人の味方です。

正直に言ってしまえば、ビジネスチャンスが多い国ほど、裁判で外国人が勝つ確率はゼロに近いです!

弁護士などに相談しても埒が明かず、泣き寝入りするケースがほとんどでしょう。

まとめ

まとめ

さてさて、少し長くなりましたので、この辺でまとめます!

海外で起業するメリットは?
チャンスが多く、競合が少なく、金銭面のリスクが少ない。
事業を軌道に乗せやすい!
海外で起業するデメリットは?
現地人とのコミュニケーションが難しく、法制度が違い、治安が悪いので協力者が必要になる。
協力者選びや扱いを間違うと?
会社を乗っ取られたり、裁判でも勝てないというトラブルに巻き込まれるケースもある。

つまり!
海外では、事業を軌道に乗せる事自体は、そんなに難しくないのですが・・・

日本人では分からない事が多く、最悪事業を失うようなケースもあるって事。

この辺の事を念頭に入れて、しっかり手を打ちながら、チャレンジするのがベストかもしれないですね!

- 今回のまとめ -
海外起業でも、日本と同じように事業のキレや努力云々も確かに大切!
日本と一番違うのは、協力者選びが大きなポイントになるって事かも?

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この記事を書いた人

バリ島と日本で会社経営。脱サラ後30万円とPC1台を抱えバリ島へ→貧乏マーケター→美容&雑貨の貿易会社PT.Jepun設立→日本で化粧品販売会社『ピュアノーブル』設立、オーガニック化粧品ブランド『マザーウッドシリーズ』立ち上げ◀️今ココ◇趣味はバイクと筋トレ。お酒とお笑い番組と映画をこよなく愛します。
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