『ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則』の要約と感想

『ビジョナリーカンパニー2(ジム・コリンズ著)』は、経営者なら誰しも読んでおきたいと言われる本の中の1冊!

私もご多分に漏れず、起業当初に経営者の先輩に薦められて読みました。


ただ、起業時は時間も余裕もないもの!

薦められた手前、感想を聞かれた時には「いやー、スゴイ本ですねー。」なんて言ってはみたものの。。。

じつのところ、「確かにスゴイ内容だけど、今はそれどころじゃないかも?」というのが、本音の部分だったのを覚えています。


それが、年を重ね、経験を重ねると・・・「やっぱ、スゲー!」

起業から経営の段階、そして偉大な企業へとブレイクして行く際の『通過ポイント』と『ゴール』をありありとイメージさせてくれます。

「どこへ向かったら良いのか?」とか「何を優先にしたら良いのか?」など、ザックリとした道標というか、青写真のようなものが頭の中に出来る感じでしょうか?



先輩に薦められた時に、もっとしっかり身につけていれば、事前に防げた判断ミスがたくさんある気がします

起業時は時間も余裕も無いのはもちろん分かるのですが、そこを押してでもぜひとも読んでおきたい1冊です!


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ビジョナリーカンパニー2は、簡単に言うと平凡なままの『良好な企業』と、そこからブレイクした『偉大な企業』の違いを客観的にまとめたレポートです!

企業がブレイクなんていうと、誰もがカリスマ性のあるリーダーが、周りを引っ張って・・・なんてストーリーをイメージしがちなもの。

でも、実際は、『第5水準』と呼ばれる、カリスマとは縁遠く「謙虚で控えめな性格」と、「内に秘めた熱い闘志と強靭な意志」という相矛盾するような性質を持ち合わせた者がリーダーになった時だけ、企業がブレイクする結果に!

そんなリーダーが、自分と同じタイプの『規律ある人材』を重要なポストに据え、その人材達が『規律ある考え』に基づき『規律ある行動』を貫き続けた結果、『良好な企業』が『偉大な企業』にゆっくりと変わって行く訳です。


つまり、こんな感じ?

『良好な企業』→『第5水準のリーダーシップ』→『規律ある人材』→『規律ある考え』→『規律ある行動』→『偉大な企業』


さらに詳細を見てみると・・・


1,第五水準のリーダーシップ

個人としての謙虚さと職業人としての意志の強さという矛盾した性格を併せ持つ。
カリスマとは縁遠く控え目で、質素・倹約を好み、手柄は他人に求め、ミスは自分の中に求めるような人物をリーダーに据える。


2,規律ある人材

○最初に人を選び、その後に目標を選ぶ
適切な人材を採用または育て、ポストにつけてから、目標を決める。
適材適所を行う前に事業拡大をすると、事業は停滞するどころか、衰退に向かう。
採用はスキルで行うのではなく、価値観と性格に基づいて行う。


3,規律ある考え

○厳しい現実を直視する
見たくない現実を直視する規律を身につける。
さらに、その現実がいかに厳しいものでも、自信を失わず最後には勝つという確信を持ち続ける。

○針鼠の概念
世界一になれる部分、情熱を持って取り組めるもの、経済的な原動力となるもの
3点の共通部分を探し、特化していく事。
小さく動きも鈍い針鼠が、唯一の強みである針で生き残ったように、愚鈍なまでに単純明快な一点突破で生き残れ!という事。


4,規律ある行動

○規律の文化
規律のある考え・行動をとる規律ある人材が、責任の範囲内で自由に行動する事が、偉大な組織を築くカギ。
これを規律の文化という。
大人の文化とでも言うんでしょうか?
社員の成長のために手を焼いたり、社員教育に手間がかかるようでは、子供の文化であり、規律の文化とは言えない。

○弾み車
針鼠の概念で選択した基幹事業に注力し続ける事。


そして、偉大さが永続する組織を作る

○時を告げるのではなく、時計を作る
カリスマ性に頼って組織を運営するのではなく、仮にリーダー抜きでも何世代にも渡って繁栄できるような企業文化と仕組みを作る。

○基本理念を持続し、進歩を促す
時代を超える基本的な価値観を持ちながら、一方で不断の進化と進歩を続ける。
リーダーシップと同様に、不変と進化という一見相矛盾するような企業文化を持ち続ける事。
例えば、「お客さまの喜びが最優先」という基本理念を崩さずに、「商品やサービスを常に進化させる」という感じ?


・・・っとこんな感じで、出来る限り簡潔にまとめたつもりなのですが、こんなに長くなってしまいました (^_^;)>

それでも、ここに書ききれなかった事もたくさんありますので、ぜひともご一読をお薦めします!


次作『ビジョナリーカンパニー3 衰退の五段階』の要約と感想はコチラ >>

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