ボクには、仕事をしていくうえで、絶対的な信念があります。
それは!
どうせやるなら、小さいけど愛される会社をやりたい!って事。
ボクの分身である会社を愛してくれる、お客さまやスタッフに囲まれて。
常に、自分の役割や手応え、やりがいや生きがいを感じながら生きられたら、最高だと思いませんか?
そんなボクの考え方に、ガッツリ影響を与えた本が、『小さな会社のブランド戦略(村尾隆介:著)』です!

ヨシ
ブランドとは?仕事とは?人生とは?
この辺で迷ってる人には、ピッタリかも?
1番のポイントをネタバレ気味に
ではでは!
さっそくこの本の1番のポイントをネタバレ気味に抜き出すと・・・
ブランドとは、デザインを軸にした部分戦略ではない!
会社の使命であり、哲学であり、生き方そのものである!って事。
ブランディングって言うと、ロゴを作ったり、名刺や印刷物を揃えたり、Webサイトやブログをリニューアルしたり・・・etc.
デザインを研ぎ澄ます事に、スポットが当てられがちですよね?
でも実際は、見え方のコントロールなんて、ほんの一部!
いちばん大切なのは!
会社のミッションを通じて、「生き方」と「働き方」を一致させた研ぎ澄まされた経営。
これが、みんなに愛されるブランドになる!って事なんです。
読了後のザックリとした感想!
読み終わった後の感想を言わせてもらうと・・・
ブランディングを考える時、初めて読むのに最適な本!って感じ。
ほんの1時間あまりで、ブランディングの全体像がつかめる良書では?
他に何冊か似たような本を読みましたが、1番読みやすく、分かりやすくまとめられています。
ブランド戦略にランチェスター戦略を掛け合わせる点などは、内容としては、目新しい部分はないかもしれません。
でも!
ブランド=幸せ=生きがい
っと、ブランドの一貫性を、人生まで広げた事で。
シンプルな内容なのに、目からウロコが何枚も落ちて行く感覚は、この本ならではかも?
小さな会社の経営者はもちろん、仕事と人生を考える全ての人に、役立つ内容ではないでしょうか?
あらすじをサクッと要約
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ヨシ
ではでは!
この辺であらすじをサクッと要約しておきます・・・
プロローグ
- ミッション(使命)を持っているブランドには引力がある
 - 「生き方」と「働き方」が一致している人は幸せ
 
今こそ、小さな会社もブランドを目指すとき
小さなブランド会社の経営者こそが、今の日本で、夢の見方や実現の仕方、幸せな生き方を示すのに適した人では?
「小さなブランド」と呼ばれる会社たち
- 職業はパンガン島の専門家!尖らせて一点突破?
 - 数年待ちは当たり前!拡大しない勇気を持つイタリアの生ハム屋
 - 社会からモテてる会社を目指せ!
 - 戦わない戦略が最上
 - ミッションとクレドを軸にした、自立型のチームが必須
 
「生き方」と「働き方」が一致している人の発想
「生き方」と「働き方」が一致している、幸せなブランドオーナーの12の発想とは?
- 「喜んでいただくこと」がしごと
 - 成功とは「幸せになること」と発想する
 - 感動出来る能力を磨く
 - 愛嬌があること、チャーミングである=何でも褒める
 - 人が見えていなものを見る能力を磨く
 - 気づいた事を実現する能力を磨く
 - 実現の過程で、アイディアキラーを乗り越える
 - 「ミッション」を軸に生活する
 - まずは自分が定めた小さな世界で一番になる
 - 「ラスト10%」のつめを大事にする=神は細部に宿る
 - 「成功」と呼べるレベルまで続ける
 - まずは、自分がとことん楽しむ
 
小さな会社をブランドに導くイメージトレーニング
ブランドづくりに取り組む上で、大切な発想は?
- ブランディングは、全体戦略
 - 「ミッションづくり」に、とことん時間とエネルギーを
 - カテゴリーをつくることが、ブランドへの近道
 - いつも頭にポジショニングを
 - 60秒で伝えられなければ、広がらない
 - 「会社の伝説」をつくろう
 
社長がブランドであること
- 自分もブランドであるべきだから、外見にもしっかり投資
 - 事業に矛盾のないマナーを身につける
 - ファッションやマナーだけでなく、住まい、食べ物、休暇の過ごし方にもこだわる
 
スタッフがブランドであること
スタッフが輝く会社であるために!
- ミッションを200文字以内で伝えて行く
 - 自立型のチームを作るためクレドを浸透
 - 働きがいのある職場作り
 
スモールビジネスが、かっこいい
- アメリカでは、スモールビジネスオーナーが尊敬を集める
 - チャレンジを続けることは、最高のアンチエイジング
 - 起業家に必要な3つのチカラと個人のブランド化
 
最後に一言だけ&まとめ
っと、こんな感じで!
ブランディングに関する小手先のテクニックではなく、本質や骨組みの部分をバッチリ伝えてくれてます。
「生き方」と「働き方」が一致すると、「楽しく」「幸せに」働ける!
「楽しく」「幸せに」働く大人は、「格好良い」!
そんな、「格好良い」大人だらけになったら、この世界は天国になるのでは?
なーんて、素敵な予感を感じさせてくれる本でしたっ!
まずは、一度口コミや評判の内容をチェックしてみては?
 
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