『キャズム Ver.2』の要約と感想

『キャズム Ver.2(ジェフリー・ムーア著)』は、ハイテク・マーケティングのバイブルとも言われる『キャズム』の改訂版!


『キャズム』の方は、すでに古典の部類に入って来たこともあるせいでしょうか?

事例が古くて、いまいちピンと来ない部分が多いのが難点だったのですが、その辺りを一新!

理論はそのままに、さらに分かりやすい内容になっています。


さらに、キャズムと言えば、おもに「ハイテク業界」「BtoB」がメインの構成になっていました。

もちろん、そのままでも他への応用は効くのですが、巻末に追加された補足の2章で、さらに他業種・他業態への応用がイメージしやすくなった感じです。



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さてさて「キャズム」という言葉!

起業やビジネスを志す人なら、聞いた事がある方も多いのではないでしょうか?

ある商品やブランドがブレイクした時に「キャズムを越えた!」なんて。


「キャズム」とは、初期市場とメインストリーム市場の間にある「深い溝」のこと!

この溝は、各市場の顧客の性質の違いから生まれて来ます。


ザックリ言うと、初期市場の顧客は「製品の機能・品質」に反応しますが。。。

メイン市場の方では、「製品と付随するサービス」に反応します。



例えば、初期市場は、ゴリゴリに美味い蕎麦の味だけに反応するので、多少店が汚かろうが、店員に愛想がなかろうが、メニューが蕎麦しかなかろうが、無名な店だろうがあまり関係ありません!

ところが、メイン市場の顧客は、蕎麦はもちろん美味しいのが良いし、小ぎれいで小洒落た内装で、ニコニコと愛想の良い店員が居て、天ぷらやサラダなどのサブメニューも豊富な有名店に反応する訳です。

簡単に言うと、商品の機能や品質だけをゴリゴリに追求すれば、初期市場はクリア出来る!

でも、その後さらに、メイン市場に突入してブレイクするためには、「ホールプロダクト」や「ブランディング」の考え方を加味しなければならない!ってこと。



何となく、製品ライフサイクル(プロダクトライフサイクル)にも似てる?っという感じですよね?

製品は、導入期→成長期→成熟期→衰退期と変遷して行く。



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ただし、導入期と成長期の間には、深い溝があるので、導入期にイケイケでもブレイク出来ないケースが、多々ある訳です。

キャズムは、この深い溝を越える方法をまとめたもの!



ひとことで言うと・・・

「個性的な1点突破」で初期市場で飛び抜ける
その後「ホールプロダクト」や「ブランディング」の準備をしっかり整え、「1点突破」のままメイン市場に突入!


そして、1点を確保したら、点を面に広げて行く・・・

といった感じになるでしょうか?

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