ボクのように「書くこと」や「話すこと」を仕事にすると、常に抱えてしまう悩みがあります。
それは、「伝わらない」ということ!
『1分で話せ(伊藤羊一:著)』には、そんな悩みに対する答えが、ピンポイントでまとめられています。
1分で話し、1分で伝え、1分で相手を動かしてしまう!
そんな技術があったら、マーケティングに限らず、ビジネスに関わっている人なら、喉から手が出るぐらい欲しいですよね?
ヨシ
っという事で、ボク的には、久々の大ヒット!
読みながら「ヨッシャー、良いぞー」っとなったのは、どれくらいぶりでしょうか?(笑)
1番のポイントをネタバレ気味に
ではでは!
さっそくこの本の1番のポイントを、ネタバレ気味に抜き出すと・・・
人に伝え思う通りに動かすには、こんなロジックで構成を作れ!
1,結論
↓
2,理由を3つ
↓
3,たとえば
↓
4,ダメ押し
そうすれば、左脳に伝える骨組みが出来る!
そして、中学生でも理解できる言葉だけを使い
図表や画像、イラストで肉付けせよ!
マッキンゼーのピラミッドストラクチャーって、ありますよね?
あれを、もう少しシンプルに、分かりやすく再構成したような感じです。
読了後のザックリとした感想!
読み終わった後の感想を言わせてもらうと・・・
やっぱり、メチャクチャ良い本!
この本だけで、伝え方の技術がグンッとアップします!
マッキンゼーのロジカルシンキング系の本を読んだ方には、そんなに目新しい情報ではないかもしれません。
でも、あの手の本って、何だか小難しくて、読むだけで「あ゛ーっ」って消耗しますよね?
皆さんそうだと思うのですが、ボクの場合もアウトプットに全力を注ぎたいので、読書や勉強のようなインプット作業で、あまり消耗したくないんです。
それだけに、『1分で話せ』のように高度なことを、シンプルに分かりやすくまとめてくれている本は、とても貴重!
これぐらい噛み砕いてくれると、速読ペースの一読でほとんどの内容が腹落ちします。
口コミや評判をチェックした時には、「内容が薄い!」なーんてレビューもありました。
でも、コレって、ノンストレスで入って来るからだと思うんです。
ノンストレスで、すぐに仕事に生かせるって、理想の情報源だと思いませんか?
あらすじサクッと要約
ヨシ
ではでは!
この辺であらすじを、目次にそってサクッと要約しておきます。
そもそも「伝える」ために考えておくべきこと
- まず、人は80%聞いてないし、読んでない
- だから、1分で話し、伝えるべき
- そのためには、「右脳」と「左脳」に働きかける
伝えるための基本事項
- ゴールは、伝えることではなく、相手を動かすこと
1分で伝える
- 左脳が理解するロジックを作る
- そのためには、結論を先に言い、続いて理由を3つ挙げる
相手を迷子にさせないために「スッキリ・カンタン」でいこう
- 図表や画像、イラストで理解をアシスト
- 中学生が理解出来るレベルの言葉しか使わない
1分でその気になってもらう
- 右脳を刺激してイメージを膨らませる
- そのためには、結論→理由→例えばの三段論法を
- イメージしてみてください!と語りかける
1分で動いてもらう
- 人は忘れやすい
- キャッチフレーズ的な超一言で印象づける
- 俯瞰視点とメタ認知力を磨く
伝え方のパターンを知っておこう
代表的なロジック構成パターン
- SDS=Summary(まとめ)→detail(詳細)→Summary(まとめ)
結論(まとめ)→理由+例えば(詳細)→結論(まとめ)
1分で話せと同じ構成 - PREP=Point(結論)→Reason(理由)→Example(例えば)→Point(結論)
1分で話せと同じ構成 - PCSF=Problem(問題)→Change(変化)→Solution(解決策)→Future(未来)
ランディングページっぽい構成
どうやって仕事に生かすの?
ではでは、最後に!
具体的に、どうやって仕事に生かすかというと・・・
例えば、何かを伝えようと思った時、こんな感じでパパッとロジックを組めちゃいます!
ロジカルシンキング系の本では、『1分で話せ』が絶対オススメ!
例えば、この本の通りにやると、一瞬で文章が分かりやすくなる!
そして、そんな効果的な技術なのに、やるべき事は、ほんのいくつか!
しかも、ほとんどの内容が、速読ペースの一読で習得出来ちゃう!
っという事で、さっそく『1分で話せ』をゲットしよう!
その他の読書レビュー一覧はこちら↓