先日、ネットで海外起業に関することを調べていて、ふと目に止まった本があります。
それが、『普通のサラリーマンが会社を辞めて海外で起業する方法(伊勢明敏:著)』
何でも普通の会社員が、ミャンマーでジムを経営することになったそうなんですが・・・
いったい、どんな風にそうなったのか?
めちゃくちゃ興味ありますよね?
ヨシ
見つけた瞬間!
速攻、ポチッてしまいましたー(笑)
1番のポイントをネタバレ気味に
ではでは!
さっそくこの本の1番のポイントをネタバレ気味に抜き出すと・・・
海外起業なんて、そんなに難しくない!
1千万以上の資金、ITの高度なスキル、奇抜な発想力、高度な語学力なんてよく言われるけど、そんなの必要ない!
ただ1つ必要なのは、海外起業すると降り掛かってる、独特のアホくさいトラブルを1つずつ解決する粘り強さだけ。
この言葉通り、筆者はミャンマーに200万ほどの資金持ち込んで、スキルや経験の一切ないスポーツジムを経営して、軌道に乗せてしまいます。
実際ボクも、海外起業経験者として、筆者の言葉に激しく同意します!
海外起業で必要なのは、絶対にあきらめない折れない心だけだなーっと。
あきらめさえしなければ、いつかはゴールに辿り着きますもんね?
読了後のザックリとした感想!
読み終わった後の感想を言わせてもらうと・・・
海外起業の臨場感というか、ニュアンスというか、ホント良く伝わって来ます!
たった45ページで、1時間もせずに読み終わってしまう短い本です。
でも、海外起業に必要なノウハウだけが、飾らない言葉でコンパクトにまとめられています。
東南アジアでの起業を目指す人はとくに、一度読んでおくと起業の全体像がイメージできるかも?
先進国に住んでいる僕たちが、発展途上国に行くということは。
ある意味、未来から過去へタイムスリップするようなものなんですよね。
社会に何が足りなくて、今後どんな風になるか?何が流行るか?とか先読み出来てしまいます。
その足りないもので、これから流行りそうなもの、自分の興味のあるものをビジネス化して。
あとは、あきらめずに最後までやり抜く!
そのあたりの、海外起業の究極のコツようなものが、ビンビン伝わって来ます。
海外で起業する前に、必ず読んでおきたい本の1つですね!
あらすじをサクッと要約
ヨシ
ではでは!
この辺であらすじを、目次にそってサクッと要約しておきます。
会社を辞める
- 会社を辞める決断は、凡人にとって高いハードル
- でも、順を追って考えれば、大きな冒険ではない
- 会社で頑張っても、正当に評価されるとは限らない
- うまく出世すればずる賢いと言われ、出世できないと周りを嫉妬する
- 起業を思いつくが、年収数百万を失うのを恐れ、ほとんどの人が会社を辞めない
- でも、途上国なら、月数万円で十分暮らせる
- もちろん失敗する可能性もある
- その時は、帰国してバイトでもしてやり直せば良い
パートナーを見つける
- 貯金だけで資金が足りない場合、パートナーを探す手もアリ
- 一番ダメなのは、資金が足りないことで起業を諦めること
- 大きな決断のとき、一緒に考える相手がいるのがメリット
- ただしパートナーとは、かなりの頻度でぶつかる
- でも、尊重し合える関係を築ければ、乗り越えられる
視察する
- 起業するなら、発展途上国がおすすめ
- 物価が安く先進国のサービスがないので、それを持ち込むだけで奇抜なアイディアなしで行ける
- 大きく差別化できるビジネスなら日本人が多い所、ありきたりなアイディアなら少ないところを狙え
- 凡人は新しいことは思いつかない
- 視察して、先進国にはあるが、途上国になくてこれから流行りそうなものを考える
- 日本食レストランは、ライバルは多いが海外在住日本人が増えているので、伸びしろがある
- 視察だけで終わらせない
- 必要最小限のシンプルなものでいいので、利益計画書を作ろう
会社設立
- 発展途上国の大きな都市には、日本人会計士がいる
- 納税や監査の支援、場合によっては会社設立の支援まで行ってくれる
- 会計士は日系フリーペーパーやSNSで探せる
- 税務は法規性の面で、外国企業より国内企業が有利
- ただし、現地人に名義を借りて会社を設立すると、会社や店舗の乗っ取りが多い
- 乗っ取りを防ぐには、日本人と共にビジネスを続けるほ方がメリットが大きいことをよくよく理解させる
- 名義を借りる場合には、料金のボッタクリにも注意
開店準備
- テナントを借りるまでに出来る限りの準備を整え、借りたら最速で開業
- 家賃は契約直前に大幅アップされるケースがよくある
- 途上国では同業者にビジネスのノウハウを聞くと、快く教えてくれることがよくある
- ビジネスで品質を追うのは大切だが、途上国では過剰品質が理解されないことも多い
- 現地人の内装作業の手際の悪さに驚く
- 要望通りにやってくれないことも多い
- 従業員の求人はSNSで
- 日本人が人材派遣会社をやっているケースもある
- 途上国では無断欠勤が日常的なので人員を余らせておく
開店
- 宣伝は SNS、 チラシ配布、張り紙、ブログ
- 開店後の税務は、日本人税理士から現地人税理士に変える手もアリ
最後に
- 学生時代も目立たなかったし、社会に出ても出世の遅いサラリーマンだった
- こんな奴にでもできるんだから、社長なんて簡単そうだなって思ってもらえれば嬉しい
- 車買うお金で起業できちゃう
- 起業の際、周りから『無理』だと言われるが、それは嫉妬を含んでいる
- スキルや専門性がなくても、問題をひとつひとつ解決するだけで大丈夫なので、安心して起業しよう
最後に一言だけ&まとめ
いやー、素晴らしいですねー。
「社長になるなんて簡単!」「海外起業だって簡単!」
「だって、取り柄のない自分にだって出来たんだから!」
「失敗したら、バイトでもしてやり直せば良い!」
この辺りのこと、サクッと言えちゃうあたり、気持ち良いですねー。
海外起業のことを学べるのはもちろんですが、すがすがしい気持ちや勇気をもらえるのが、この本の良いところかも?
海外起業に興味がある方は、一度口コミや評判の内容をチェックしてみては?
その他の読書レビュー一覧はこちら↓