このところ、インドネシアやバリ島のルーツについて、色々調べています。


ジャワ島の語源と日本の由来 >>


日本にも辿り着いた形跡のある、タルシン船について追いかけて行くと、これがなかなか興味深い事になっています。


タルシン船と言えば、一番有名なのが古代イスラエル王国のソロモン王のタルシン船団ですよね?

ソロモン王の父親は、ユダ族出身のかの有名なダビデ王。

カナンの地を攻略して、先住民であるエブス人を制圧し、エルサレムに首都を移しました。


エブス人とは、カナン人(後のフェニキア人)の一部族の事。

エブスは、アビシニア(現在のエチオピア)からの転訛で、当時はエチオピアからエジプト、カナンのエルサレムへと進出していました。

エチオピアのフェニキア人と言えば、シバの女王で有名なシバ王国の事。

(簡単に言うと、エブス人=アビシニア人=シバ人=カナン人=フェニキア人という事!)


そして、ソロモン王の母親は、ヒッタイト人のバト・シェバ。

ヒッタイトは、当時、随一の製鉄技術を持った軍事部族でした。


つまり、ここまでの流れを簡単にまとめると。。。

父のイスラエル王のダビデが、ヒッタイトの強力な軍事力を背景に、シバ王国と交戦しエルサレムを陥落させた!

その後、息子のソロモンとシバの女王の婚姻で、同盟関係(緩やかな服従)に!

その結果、ユダ族、ヒッタイト、フェニキア(エブス)の連合部族が出来上がった!

。。。という感じでしょうか?


このようにして、ソロモンは、ヒッタイトの飛び抜けた製鉄技術と軍事力に続いて、フェニキアタルシン船団の随一の海軍力と経済力と貿易航路を手に入れました。

そして、それらを駆使して、イスラエル王国の最盛期を築いて行く訳ですね。


さてさて、そんなイスラエル王国ですが、ソロモン王が死ぬと南北に分裂し、ついにはアッシリアや新バビロニアの侵攻で滅亡してしまいます。


そして、エルサレムから逃げ込んだ場所の一つが、じつはインドだったのです。


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インドのビハール州は、現在でも世界有数の良質な鉄鉱石の産地ですが、当時もガヤーという都市のあたりに大きな製鉄コロニーがありました。

この周りに、それぞれの一族が、新しい国を建国して行くのですが。


このうち、ソロモン王とシバの女王の末裔が建国したのが、アンガ国だっだようです。

そして、このアンガ国が、インドネシアでヤーヴァドヴィーバになって行く訳ですね。


仏国記の耶婆提国と新唐書の多羅磨国について >>


ちなみに、このアンガ国が朝鮮半島に渡って安羅国となった時、半島南部に大きな製鉄コロニーがありました。

それが、伽耶(カヤ)です。


つまり、朝鮮半島の製鉄コロニーの伽耶(カヤ)は、インド時代のガヤーからの地名遷移だったという訳です。


※参考文献
蝦夷(エミシ)・アテルイの戦い(久慈力著)
倭人のルーツ(鹿島昇著)


▼バリ島と日本のルーツ